人の顔は、左右対称になっていない場合がほとんどです。
目の高さ、耳の高さ、鼻の中心から左右の眼の中心までの距離などすべて個人差が有るのが普通です。
乱視矯正用メガネや遠近両用メガネなどでは、特にフィッティングが重要になってきます。
フィッティングが正確に出来ていないと疲れやすかったりはっきり見えなかったりすることもあります。
当店では、トプコン社製の最新加工機を導入しており、縁なしメガネや、ナイロール(レンズの下部をテグスで支えるタイプのフレーム)などのレンズの形をデザインすることが出来ます。
視力測定で得られたレンズの度数をお客様の選んだフレームに正確に黒目の中心に重なるようにレンズの中心をセットすることが、正しいメガネの加工です。
度数をきちんと図ることが、目にやさしいレンズづくりの第一歩。
正確な視力測定を行うため、視力測定の前に以下のことをご注意ください。
ひとくちに「めがね」といっても、様々なパーツの組み合わせでできあがる物です。
そこでまず、めがねを構成するそれぞれのパーツについて簡単に説明させていただきます。
フレーム(枠)は、材質、タイプ、用途別のほか、ファッション性の高いブランドフレームなども数多くあり、近年、男女の区別を無くしたユニセックスタイプも多くなってきました。
材質 | メタル(チタン、合金など) セル(セルロイド、オプチルなど) フルリム |
---|---|
タイプ | ナイロール ふちなし(ツーポイント) ジュニア用(子供用) |
用途別 | スポーツ用 強度用 サングラス |
レンズも材質や表面処理のほかに設計上の差別化も進み、より自然な視力を得られるようになってきました。
材質 | 標準屈折力プラスチック 中屈折プラスチック 高屈折プラスチック 超高屈折プラスチック |
---|---|
タイプ | 遠く専用(常用) 近く専用(近用) 遠近両用 中近両用(主に室内専用) 近々両用(デスクワーク用) |
設計 | 球面設計 非球面設計 両面非球面設計 |