補聴器の調整には、各補聴器メーカーが独自にフィッティングルールを提供していますが、これが当てはまる人が100人中何人いるかというと、ほとんどいません。標準値だけに頼っていては絶対にうまくいかない。それをいかにしてお客様にご満足いただけるフィッティングに持っていくかが、私たち認定補聴器技能者(フィッター)の腕の見せ所です。
フィッターにはそれぞれ癖やこだわりがあって、10人のフィッターがいれば、10通りのフィッティングがあります。
たとえば、音がガンガン入るのを好む人もいますが、私どもが重要視しているのは、補聴器をつけていることを忘れるくらい自然に聞こえる『柔らかい音』をお聞かせすること。
当店へは初めて補聴器を装用される方が多く来られますが、「言葉の聞き取り」よりも、「違和感なく補聴器を装用出来る」ことに主眼を置くフィッティング技術にご好評をいただいております。
私どもフィッターは、皆さんそれぞれのご要望に応じ補聴器調整をオーダーメイドするように仕上げるのが役割です。
まず、最初のフィッティングでは不快な音をなるべく聞かせないように最小限のバランスで調整し、補聴器に慣れるというステップを踏みます。そして、2回目、3回目とお客様のフィーリングをお伺いしながら微調整を行います。これらを経て、補聴器の機種を決定します。4回目以降に耳型を採取してイヤモールド(耳栓)を作ります。耳穴型補聴器をご希望の方の場合には、ここで耳型を採取してオーダー補聴器を作成します。そして、5回目以降に補聴器をお渡しする流れとなります。
補聴器も眼鏡もフィッティングの技術は、お客さまから信頼されるためのお店の最も重要なポイントであり、当店の最大の強みは、お客様との間に築いた信頼関係です。エリア一帯に、何百人という"営業マン"がいて、何も頼まなくても「あんたの補聴器ピーピー鳴ってるから、"ごぼうめがね"で見てもらい」というありがたいご紹介によって、当店が成り立っていると言っても過言ではなく、新規のお客様のほとんどは、そうした口コミでご来店を頂いており、安心してご相談頂けるお店であると自負しております。
聞こえに何らかの不安をお感じになられたら、遠慮なく「ごぼうめがね」にご相談ください。正確な聴力測定の上、カウンセリングさせて頂きます。
認定補聴器技能者とは 補聴器の専門家であり、耳と音、補聴器と聞こえの専門家である認定補聴器技能者は、 補聴器を使うすべての人のアドバイザーであり、同時に最高のフィッターです。
次々と開発される新しい補聴器の機能を研究して装用者にとって最適の機種の選択と 調整を行える補聴器の専門家です。
どんなに高価な補聴器でも一人一人に合わせて音の出し方(フィッティング)をしっかりと行わないと宝の持ち腐れになってしまいます。
そのために新しく補聴器を満足いくまで調整するには、最低でも4回のフィッティング微調整が必要になります。
どんなときに不便を感じるのか、どのような音が聞こえにくいのかなど、現在の聞こえ方をできるだけ詳しくお伝えください。また、補聴器に関する疑問や不安なども、ご相談いただけたらと思います。 | ||
現在の聴力を正確に調べるために、純音聴力測定と言葉の聞き取りテストを行います。 | ||
聴力測定の結果をもとに、ご自身の聴力や目的に合った補聴器を選びます。 | ||
お客様の聴力の状態に合わせて、補聴器の音域や音質、出力など、きめ細かな調整を行います。当社は、実際に使う補聴器をつけて行う聴力測定「実耳フィッティング」によって、短時間で正確な調整を可能にしました。 | ||
さまざまな環境で、言葉がどのように聞こえるかお試し頂きます。 | ||
気に入った補聴器が見つかれば、ご購入となります。補聴器は、一人ひとりの聴力や耳の形に合わせて作っていますので、その場で持ち帰ることはできません。通常、補聴器の製作には1週間ほどかかります。ご了承ください。 | ||
補聴器ご購入後も、あらゆる環境での聞こえ方を確かめながら、さらに調整を重ね、満足いただける補聴器に仕上げていきます。少しでも気になることや不具合がありましたら、すぐにご相談ください。 当社の補聴器なら、お買い上げの日から2年以内に生じた自然故障については無償で修理いたします。そのほか補聴器の点検、定期的な聴力測定などにも対応しますので、お気軽にご来店ください。 |